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歴史的な名レース・1999年有馬記念を振り返る

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2017年の有馬記念が近づいてきましたが、有馬記念は様々な感動を与えてくれる暴露王期待のレースです。
毎年多くの思い出が生まれるのですが、特に1999年の有馬記念は多くの競馬ファンの脳裏に焼きついているのではないでしょうか。

この年の有馬記念で1番人気に推されたのは宝塚記念でスペシャルウィークを破ったグラスワンダー。
そして僅差でスペシャルウィークが続き、天皇賞春を勝利しているメジロブライトが3番人気、4番人気がナリタトップロード、そして5番人気が翌年歴史に名を残す記録を打ち立てるテイエムオペラオーでした。

ゴーイングスズカが逃げる展開でナリタトップロードやダイワオーシュウもこれに続きます。
グラスワンダーは終始10番手あたり、スペシャルウィークはそれよりも後に構え、お互いレース途中でまくり気味に上がっていきます。
4コーナーを回って最後の直線に入ると、ツルマルツヨシが先頭に立ち、その外からグラスワンダーが襲いかかろうとし、さらに外からスペシャルウィークがやってきます。
ゴール前でツルマルツヨシの脚が鈍り、グラスワンダーとスペシャルウィークが覇を競います。
テイエムオペラオーも同時に来ているもののこの2頭には少し遅れる形になり結果的に3着。
優勝を果たしたのはグラスワンダーでしたが、非常に僅差だったのでスペシャルウィークに騎乗していた武豊騎手は勝ったと思ってウイニングランも行いました。

名手が勝ったと思った有馬記念はスペシャルウィークにとって引退レースでしたから、鞍上にとっても非常に思い入れがあったのだと思います。

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