日本競馬界における最強馬伝説を見ていくと、幾多もの歴史的名馬に出会うことができます。その中の1頭に数えられるのがスプリント路線を中心に活躍したロードカナロアです。この馬は絶対的な強さや成績を残していて、生涯で馬券圏内を外したことはありません。日本と香港のGIを勝ちまくり、日本のスプリント路線の強さを全世界にアピールしてくれました。
2013年の高松宮記念はロードカナロアが単勝オッズ1.3倍の圧倒的人気に推されたレースとしても有名で、2番人気のドリームバレンチノの人気が9.4倍なのでどれだけ抜けた人気だったのかが一目瞭然でわかります。肝心のレースではドリームバレンチノに1馬身以上の差をつけて完勝し、しかもこのレースで出遅れているのですからその強さには脱帽です。
どんなに強い馬でも負ける可能性はありますし、実際にロードカナロアも何度か敗れはしています。しかし暴露王は、現在の競馬界では決して見ることができない強さを感じさせてくれる非常に優秀な馬だと捉えています。
2013年の高松宮記念で王者の走りを見せたロードカナロアは、父がキングカメハメハ、母父がStorm Catという血統で、種牡馬としてもかなり期待されています。