競馬ファンは「強い馬」が大好きです。
「世界最強」「20世紀最強」は誰かなど、いろいろと議論がされています。
21世紀に関してはフランケルが最強馬に一番近いかもしれません。
もちろん競馬には芝、ダート、オールウェザーがあり、さらには距離によっても強い馬というのは違ってきますので、断定はできません。
ただ芝の1600メートルから2000メートルくらいであれば、恐らくフランケルが最強でしょう。
圧倒的なパフォーマンスを見せてくれ、生涯勝ち続け無敗を貫いています。
全てのレースで騎乗したのはT.クウィリー騎手で、調教師は名伯楽ヘンリーセシル氏です。
主な勝鞍は、チャンピオンS、インターナショナルS、サセックスS、2000ギニーなど、挙げられないくらいあります。
GI10勝をしており、クイーンアンSでは11馬身差の圧勝劇を繰り広げています。
マイル戦で11馬身差をつけるというのは常識では考えられないことですから、これだけでも強さを実感することができますね。
フランケルの父親は大種牡馬のガリレオで、母はカインド、母の父は大種牡馬デインヒルです。
種牡馬としてもかなり期待されており、もしかすると数年後にはフランケルの子ども達が世界中の大レースで走っているかもしれません。