3歳馬が出走できるJRAのダート重賞レースでもあるユニコーンSが6月17日に東京競馬場で開催されました。1番人気は4戦3勝で唯一の敗戦は出遅れてしまった前走の伏竜Sのみというルヴァンスレーヴ、2番人気はグリム、3番人気はグレートタイムでした。まだこの馬たちは3歳の若駒なので少しの間に大きな成長を果たすため、前評判が覆される例も多々あります。
レースの際は雨こそ降っていませんが重馬場で開催され、セイウンクールガイが逃げ、ホウショウナウという順で道中進みます。3、4コーナーを回り最後の直線に向くと、まだセイウンクールガイが逃げ粘りますが、外からやってきた14番のルヴァンスレーヴが非常に楽な手応えであっさりと交わしさります。その後どんどんとルヴァンスレーヴが差を広げ、2着のグレートタイムに3馬身半差をつける圧勝劇を演じました。
グリムなどの有力馬も出走していたにもかかわらず、ここでは格の違いを見せた形です。ルヴァンスレーヴは7月11日のジャパンダートダービーに向かう予定で、現時点での3歳ダート界の頂点に立ったといっても過言ではありません。唯一対抗できる馬といえば土を付けられたドンフォルティスかと、暴露王は考えています。