競馬発祥の国と言えばイギリスです。
貴族の国とも呼ばれている格式高いお国柄で、競馬は貴族のスポーツとも呼ばれています。
日本にいては実感しませんが、海外に行くと、貴族のスポーツだと実感するケースも意外とありますからね。
そんなイギリス競馬。やはり有名なレースと言えばダービーステークスです。
ダービーと2000ギニー、そしてセントレジャーをすべて勝つとクラシック3冠馬としてたたえられるわけですが、これを制した馬は長い歴史の中15頭しかいません。
それほどまでに難しい3冠ですが、これを一番最近達成した馬がニジンスキーで、1970年のことになります。
父がノーザンダンサー、母父がBull Page、生産はエドワード・プランケット・テイラー氏。
ニジンスキーは現役時代に、3冠レース以外に、アイルランドダービー、キングジョージを制しており、歴史的名馬に数えられています。
あの神の馬ラムタラの父でもあり、日本人に馴染み深いマルゼンスキーの父でもあるニジンスキーは、種牡馬としても成功しました。
デビューから11連勝し、臨んだ凱旋門賞はササフラの2着、続くチャンピオンステークスも2着に敗れてしまいました。
しかし今でも語り継がれる歴史的なサラブレッドです。