デイリー杯2歳馬Sは暴露王も応援するアドマイヤマーズが力を見せつけた
11月10日に京都競馬場で行われたデイリー杯2歳Sは、新馬戦と中京2歳Sを快勝したアドマイヤマーズに注目が集まっていました。もちろんこの馬が1番人気であり、単勝オッズは1.8倍でした。2番人気は新馬戦を勝利しているダノンジャスティス、3番人気はモレイラ騎手が騎乗するドナウデルタでした。キャリアの浅い2歳戦ということもあり難しい面もありましたが、出走頭数は全部で9頭と少々寂しい感じでした。
スタートを切ると1番人気のアドマイヤマーズが自然と先頭に立つ形となり、それに続いてメイショウショウブ、などが続きます。4コーナーをカーブして最後の直線に入ると終始前にいたアドマイヤマーズとメイショウショウブが競り合いますが、最後にはアドマイヤマーズがそれらを下し4分の3身差をつけて勝利しました。これでアドマイヤマーズは無敗の3連勝で、GIの朝日杯フューチュリティステークスに向かいます。
アドマイヤマーズは父がダイワメジャー、母父がMediceanという血統です。クラシック路線は難しいかもしれませんが短い距離のレースであれば大きな力を発揮することもできそうなので、マイル路線などでの活躍が見込めるかもしれませんね。
ファンタジーSはダノンファンタジーが勝って連勝を果たす
2歳牝馬が京都競馬場の芝1400mで争うファンタジーSは、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズを占う意味でも重要な一戦です。1番人気はデビュー戦こそ超実力馬のグランアレグリアに敗れたものの、未勝利戦を快勝したダノンファンタジー。この馬は父がディープインパクト、母父がNot For Saleという血統で、セレクトセールで9,720万円で落札されています。2番人気はロードカナロア産駒でデビュー戦を勝利したレーヴドカナロア、3番人気はレッドベレーザでした。
ゲートが開いてスタートし、まずはカシノティーダがハナを切りますが、4コーナーの地点ではすでに交わされてしまいます。直線に入ってまずラブミーファインとジュランビルが先頭争いをしますが、あっさりと1番人気のダノンファンタジーが差し切り優勝しました。2着はベルスールで、1着と2着の差は1馬身4分の3差でした。3着はジュランビルで、勝ったダノンファンタジーの実力が抜けているレースでした。
ダノンファンタジーは血統も良好ですし、阪神ジュベナイルフィリーズの最有力馬候補に名乗りをあげました。ここもダノンファンタジーが勝つようであれば、来年の桜花賞も見えてきます。
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