牝馬の活躍が目立つ時代になったとはいえ、やはり皐月賞やダービー、菊花賞に出走する牝馬はかなり少ないです。
わざわざ牡馬クラシック戦線にチャレンジしなくても、牝馬クラシックの方が勝ちやすいので当然なのですが、稀にダービーや菊花賞に挑戦する馬もいます。
昔だとダンスパートナーが菊花賞に挑戦しましたが敗れてしまいました。
確かに牝馬が3000メートルで牡馬相手に勝つのは大変ですし、ダンスパートナーが5着になった菊花賞の優勝馬は名馬でもあるマヤノトップガンですからやはり勝つのは難しいです。
日本ダービーも同様で、ウオッカの前に牝馬ながらダービーを勝ったのはクリフジまでさかのぼり、ウオッカはクリフジ以来の64年ぶりの牝馬によるダービー制覇を成し遂げています。
ギリギリ勝った…というものではなくて、圧勝といっても過言ではない勝ち方だったことから、ウオッカはかなりの活躍をする!と多くの人が思ったことでしょう。
その後ウオッカは数々のGIを勝つことになるのですが、ダイワスカーレットとのライバル対決は今でも覚えている人もいます。
そんなウオッカですが子どもはまだあまり活躍をしていませんから、母親を超えるような名馬に出会いたいものです。