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大井の東京プリンセス賞・羽田盃の結果を振り返る

投稿日:2019年6月10日 更新日:

南関東競馬の大井競馬場では地方競馬の中で屈指のレベルを誇る重賞レースが多数行われています。

4月23日には第33回を迎えた東京プリンセス賞が開催され、このレースは3歳牝馬限定戦となります。舞台は大井のダート1800mであり、今年の1番人気はトーセンガーネットですが、この馬は浦和で行われた桜花賞を制し、今年に入り3戦2勝の状況で東京プリンセス賞に挑んできました。

2番人気はアークヴィグラスで、この馬は名前からもわかるように父は地方競馬で活躍馬をたくさん送り出していたサウスヴィグラスです。今年に入って勝利はありませんが浦和で開催された桜花賞では3着で、2月には東京競馬場の芝を舞台としたクイーンCに出走し9着に入っています。2歳時には門別競馬場のエーデルワイス賞勝利し、力があると目されていました。3番人気はゼットパッション、そして4番人気はダバイダバイと続き、1着賞金は2,000万円を誇ることでも知られています。

レースがスタートすると2番人気のアークヴィグラスがハナを切り、それに続いて3番人気のゼットパッションという流れ。2コーナーを回る頃にはトーセンガーネットが3番手あたりに進出し、4コーナーをカーブして直線に向く頃には逃げるアークヴィグラスに迫る勢いでした。最終的にはアークヴィグラスをトーセンガーネットがとらえて、2馬身差の圧勝劇を演じています。2着のアークヴィグラスと3着のリトミックグルーヴは2馬身半ですから、優勝馬は力が抜けていたということでしょうね。

24日に開催されたのは羽田盃ですが、このレースは今年で64回目を迎え、南関東のクラシック三冠レースの1つでもあります。当然盛り上がりを見せ、1番人気はミューチャリー、2番人気はウィンターフェル、3番人気はステッペンウルフという順でした。

スタートするとトーセンボルガがハナを切り、それに続く形でカジノフォンテン、サクセッサー、ハナズボンダイなどが前目につけます。3コーナーあたりまでは大きな動きは見られませんが、4コーナーにかかるあたりで各馬動き始め、最終的には1番人気のミューチャリーが2着に入ったウィンターフェルに5馬身差をつけるという、暴露王も驚きの圧勝劇。3着は2着馬から2馬身半差離れステッペンウルフが入っています。勝ったミューチャリーは次走東京ダービーとなりますが距離面での不安もなさそうなので期待が持てそうです。

東京プリンセス賞も羽田盃も両方のレースとも南関東の競馬ファンには愛されています。

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