2019年の天皇賞春は4月28日に京都競馬場で行われます。暴露王待望のレースです。
キタサンブラックが近年制していることでも話題になっているレースで、非常に長い歴史を持っています。
今年は圧倒的に力が抜けている馬が不在ではありますが、ノーザンファーム生産馬の有力馬が複数頭いる点も注目です。
やはり阪神芝2000mの大阪杯がGIに昇格したこともメンバーレベル低下の一因となっているのでしょう。
阪神大賞典を圧倒的な強さで優勝したシャケトラは長期休養明けのAJCCも勝利していて、恐らく1番人気に推されるでしょう。
父はマンハッタンカフェ、母父がシングスピールという血統なのでスタミナ面も不安はありません。
打倒シャケトラを狙う馬の中には2着が非常に多く菊花賞でも2着に入っているエタリオウもいます。
この馬は今年初戦の日経賞で1番人気ながら2着に敗れているのでその雪辱も果たしたいところです。
エタリオウは父がステイゴールド、母父がCactus Ridgeという血統で、生産は絶好調のノーザンファームです。
10戦1勝、主な勝ち鞍2歳未勝利という馬が天皇賞春を勝つと面白いことになりそうですよね。
また昨年秋に活躍したキセキは今度こそ1着を取りたいはずです。
初めての天皇賞春の挑戦となりますが2017年の菊花賞は極悪馬場のなか見事に優勝しています。
長距離GI馬の意地を歴史ある天皇賞の舞台で見せ付けたいです。
昨年の菊花賞馬のフィエールマンも盾奪還に燃えているはずです。
フィエールマンは菊花賞後にAJCCに1番人気で臨み2着に敗れてしまったものの、5戦3勝2着2回というほぼパーフェクトな成績です。
安定感は非常に高いものがありますし、名ジョッキーのルメール騎手が騎乗するので楽しみです。
菊花賞で見せてくれたような素晴らしい脚を同じ京都競馬場で見せてくれるかもしれませんよね。
平成の盾男といわれた武豊騎手はユーキャンスマイルに騎乗する予定ですし、平成最後の天皇賞を武豊騎手が勝利しても不思議ではありません。
ユーキャンスマイル自身も菊花賞で人気薄ながら3着に入っている実績もあるため、人気薄の好走も考慮しておくべきでしょう。
決して高レベルとはいえませんが盛り上がりそうなメンバー構成となったので、競馬ファンの方々は現地に足を運んで観戦してください。
長距離戦ならではのジョッキー同士の駆け引きやレースが生み出すドラマを堪能することができると思いますよ。
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