競馬の世界はそれ以外の世界に比べると業界内に肉親がいるというケースが多いです。
実際に競馬界のレジェンドの武豊騎手も競馬一家ですし、武幸四郎騎手が現役の時には兄弟そろって騎乗することも珍しくありませんでした。
その他にも横山典弘騎手の場合は子供2人が現役の騎手として活躍しています。
こういった例は意外と多いのが特徴ですが、木幡一家の場合は別です。
まず父親の木幡初広騎手はまだ元気ですし、長男の初也騎手、次男の巧也騎手、そして三男の育也騎手がいるので、親子そろって総勢4人が騎手として活躍しています。
そんな中珍事が起こりました。
10月28日の新潟8レースにおいて長男と次男、3男が顔をそろえ、3兄弟が1着と2着と3着を独占したのです。暴露王の意表を突くレースとなりました。
順位は長男の初也騎手が優勝、次男の巧也騎手が2着、三男の育也騎手が3着となり、これはJRA史上はじめてのようです。
同一レースに三兄弟がそろって乗るケースも決して多いわけではありませんし、増してや上位を独占するというのはかなり低い確率でしょう。
ちなみにこのレースの1着から3着までの人気は「4番人気、3番人気、5番人気」です。
また長男、次男、三男という順番で決まったこともすごいことですね。