イギリス競馬といえばダービーSやセントレジャーのように中長距離が重宝がられていましたが、そんな由緒正しきイギリス競馬の世界においてもスピード化の波が押し寄せています。
ジュライCはニューマーケット競馬場で7月14日に開催され、芝6ハロンが舞台でした。
1番人気はBlue Point、2番人気はDreamfield、そして3番人気がSands of Maliで、ユーエスネイヴィーフラッグマンが4番人気でした。ユーエスネイヴィーフラッグは2着に入った8番人気のBrandoに1馬身4分の3差をつける完勝で、3着には2着から4分の3馬身差でFleet Reviewが入っていました。
暴露王が注目するユーエスネイヴィーフラッグ
ユーエスネイヴィーフラッグには今では世界トップの騎手といわれるようになったライアンムーア騎手が騎乗し、デューハーストS以来の勝利を手に入れました。これでこの馬はGI3勝目となり、今年のスプリント路線の有力馬に名乗りをあげました。
父はWar Front、母父がGalileoという血統で、アメリカ生まれでアイルランドに所属している馬になります。日本にはあまり馴染みがない馬ですが、今年来年あたりに高松宮記念やスプリンターズSに遠征してくれると非常に面白くなりそうです。