地方競馬の注目レースでもあるマリーンCとオグリキャップ記念が開催されました。それぞれ4月17日に船橋競馬場で、4月25日に笠松競馬場で行われています。
マリーンCは牝馬限定戦のJpn3レースであり、今年の1番人気はアイアンテーラーでした。本来であればオウケンビリーヴが1番人気になると思われていましたが回避し、走っている姿をこの日見ることはできませんでした。アイアンテーラーは昨年末のクイーン賞を制覇し、前走のTCK女王盃競走は残念ながら12着に敗れています。しかしオウケンビリーヴが回避したこともあり単勝オッズ1.7倍の1番人気に推され、2番人気は同じく5歳牝馬のリエノテソーロでした。
リエノテソーロは2歳時に全日本2歳優駿を勝利していて、3歳時にはNHKマイルCでも2着に入っていて、さらに昨年はスパーキングレディーCも制しています。収めている成績もトップクラスのためあっさりと勝利してもおかしくありません。
レースは圧倒的1番人気のアイアンテーラーが逃げ、それに続いてリエノテソーロ、川崎競馬所属のラーゴブルーという展開です。残り800mの地点で前の集団4頭とそれ以降の馬たちの差が大きく広がってしまい、4コーナーをカーブする頃にはそのうち一頭も脱落してしまいます。
まずは逃げていたアイアンテーラーが逃げ粘りも見せますが、その後すぐ外から川崎競馬所属のラーゴブルーが見事に差し切り優勝。2着と2着の間は1馬身半、そして2着と3着のリエノテソーロの差は2馬身半ありました。驚くことに3着と4着の差は大差ですから、力の違いがあらわになりました。
そしてオグリキャップ記念は比較的豪華メンバーでした。もともとJRAで活躍していたグレイトパールが断然の1番人気、そして名古屋の怪物カツゲキキトキトが2番人気と続き、3番人気は兵庫競馬のメイショウオオゼキでした。ちなみにグレイトパールを管理している川田孝好調教師は川田騎手のお父さんです。
レースがスタートするとガヤルドがハナを切り、それに続いて名古屋のカツゲキキトキト、エンパイアペガサスなどが前目につけます。結果は1番人気のグレイトパールが敗れてしまい、カツゲキキトキトが優勝を果たします。地元の競馬場の大レースで優勝を果たすことができるというのは馬にとっても関係者にとっても喜ばしいものだと暴露王も思います。そして2着には兵庫競馬に所属しているメイショウオオゼキ、3着はメモリージルバでした。
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